弱視
弱視には、社会的・教育的に使われている「低視力」を意味する場合と、医学的な弱視を指す場合の2通りの意味があります。ここでは後者の弱視(医学的弱視)について説明します。弱視は視力の発達期において、正常な視覚刺激を経験しないことや視覚刺激のアンバランスのより生じる片眼または両眼の視力障害のことを指します。原則的に眼球自体に異常は認められません。弱視は視力の発達に重要な時期である10歳頃を過ぎると治療に対する反応が低下することが知られています。弱視の治療法はおもに眼鏡や健眼遮閉などで治療を行います。